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一般的な治療だった「入れ歯」

目が悪くなったら、メガネをかけたり、コンタクトレンズをいれる人が多いかと思います。歯が悪くなってしまったら治療し、歯がなくなってしまったら部分入れ歯や総入れ歯(総義歯)を入れる、という選択肢が以前は一般的でした。ですが、メガネやコンタクトレンズのように、なかなかぴったりくる入れ歯がないのが現状で、最近ではインプラントなどの比較的新しい治療法が人気を集めています。

 

入れ歯の悩み

「かたいものが噛めない」

入れ歯と歯肉の粘膜の吸着力が支えである入れ歯は、安定感が悪いのでかたいものを噛むことができない。というお悩みをお持ちの方も多いようです。好きだったものが食べられなくなるのは、毎日のくらしの中で、大きな損失ですよね。

「入れ歯がずれる、入れ歯がはずれる」

テレビで入れ歯安定剤のCMを見かけますが、逆に言えば、TVCMを流せるくらい入れ歯安定剤が売れているということ。それだけたくさんの人が入れ歯の違和感に悩んでいるのです。人前で入れ歯がはずれてしまって、ショックだったという方も多いよう。また、長期的に入れ歯安定剤を使うと歯茎がやせてしまったり、口内環境が悪化してしまうので、合わない入れ歯を使い続けることはお勧めできません。

「食べかすが挟まって痛い」

基本的に、やわらかいものしか食べられないのが多くの入れ歯の現状です。昭和の時代などに比べれば、食事の欧米化も手伝って、それほど噛まなくてもいい食事が増えてきているので、昔ほどの苦労はないかもしれません。ですが、入れ歯と歯肉の間に食べかすが挟まり、違和感や痛みを感じる方も多いのではないでしょうか。

入れ歯の種類

入れ歯といっても、実はさまざまな種類があります。1度失ったら戻ってこない歯だからこそ、歯を大切にしながら、自分に合う入れ歯やインプラントなどの選択をすることが大切になります。

 

部分入れ歯

総合入れ歯とは違い、歯の抜けた歯茎に人工歯のついた床を乗せて支え、残った歯にバネ(クラスプ)をかけて安定させるのが部分入れ歯です。

総入れ歯

部分入れ歯などとは違い、歯が1本も残っていない場合に用いられるのが総入れ歯になります。保険のきくプラスチックの入れ歯のほかにも、材質の違いなどによってさまざまな種類がある保険適用外の総入れ歯を選択できます。

 

入れ歯の技術も日々進歩していますが、異物を口の中に入れるという入れ歯自体の特徴は変えることはできません。作ったときにはぴったりと合っていた入れ歯も、支えている歯茎に負担がかかって歯茎がやせてしまったりして、だんだん合わなくなってしまうもの。数年ごとに作りなおすよりも、思いきってインプラント治療を受けてみるのもひとつの選択肢と言えます。